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クレジットカードでポイントが貯められる仕組みとその理由

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クレジットカードとポイント・マイル

クレジットカード初のポイントプログラムは1981年

今では当たり前になっているクレジットカードのポイント・マイルプログラムですが、日本で初めて導入したのは1981年にJCBカードがスタートしたJOYJOYポイントであるとされています。

当時はまだポイントシステムそのものが珍しい時代だったのですが、その利便性とお得感から瞬く間に他のカード会社も同様のポイントプログラムの提供を始め、現代ではクレジットカードになくてはならないサービスにまで成長しています。

拡大するポイント・マイル市場

株式会社野村総合研究所は2014年度に国内11業界の主要企業が1年間に発行したポイント・マイルは8,495億円と推計しています。ポイント・マイル市場は今後も拡大が続くと予想され、2022年度には1兆967億円に達すると見込まれています。

クレジットカードとポイント・マイルは切っても切れない密接なかかわり合いを持っています。ポイント・マイルの基本的な仕組みを正しく理解することが、クレジットカードを賢く使う第一歩となるでしょう。

なぜクレジットカードでポイントが貯められるのか

ポイントの目的は会員数の増加

クレジットカード会社はなぜポイント・マイルプログラムを提供するのでしょうか。答えは「会員数を増やすため」です。

クレジットカード会社の主な収入源は加盟店が支払う手数料収入です。クレジットカードは支払うカード会員側は手数料を支払わず、決済した店側が手数料を負担する仕組みになっています。クレジットカードで決済する人が増えれば増えるほどカード会社の収入も増えるので、カード会社としては会員数の増加を大きな目標としています。

ポイント・マイルでお得なサービスを提供すればそれを目当てにカードを作る人は増加します。カード会員が増えればそれだけ収入はアップしますし、サービス向上のため決済に対応する店舗も増えて利便性も向上します。即日発行で会員数の増加を目指す方法もありますが、即日発行は短期的な効果はありますが長期的な利用率の向上はあまり期待できません。

店側は手数料の発生するカード決済が増えると短期的には損をしますが、カードが使えるからという理由で店を選ぶ客や常連が増えれば手数料負担増以上の利益が発生します。ポイント・マイルプログラムによる会員数の増加は、カード会社にもカード会員にも加盟店にも最終的には利益をもたらします。

使用されないポイントの存在

クレジットカードの多くはポイント・マイルプログラムという形で会員に還元を行っています。利便性を考えれば割引による直接的な還元でも良さそうなものですが、割引ではなくポイント・マイルプログラムで還元するのにはきちんとした理由があります。

なぜポイント・マイルプログラムで還元するのか、それは割引よりもポイント・マイルプログラムの方がカード会社の負担が少なくて済むからです。ポイント・マイルプログラムなら端数や最低交換額に満たないポイント・マイルは失効となるためカード会社の負担は発生しません。

さらにカード会員が最低交換額達成のために余計にカード決済をしてくれるのなら手数料収入がそれだけアップします。

割引よりもポイント・マイルのほうが負担が少ない

同率割引とポイント・マイル還元を比較するとポイント・マイル還元のほうが負担が小さい、というのも大きな理由です。わかりやすくするために1万円の商品の100%割引と100%ポイント還元を比較してみましょう。

前者がタダで商品をもらえるのに対し、後者は代金を支払った上で同額のポイントが還元されます。そのポイントで再び同じ商品を買ったと仮定すると1万円の支払いで商品が2個、つまり1個あたり5千円で購入した計算になります。

100%割引は無料と同じですが、100%ポイント還元は半額にしかなりません。同じ100%でも似ているのは見かけ上の数字だけで実際は全く還元率が異なります。ポイント・マイル還元のほうが実質的な還元よりも大きくお得な還元率に思えるため、各カード会社は積極的にポイント・マイルプログラムを整備しています。

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